2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日は父親が朝から夜までかかる大手術をしまして、待ち合い室でたまたま開いた朝日新聞夕刊には、岡田暁生のティーレマン評が出ていました。「越父権的」ですか。日経大阪チーム(?)の評は、本日夕刊の予定です。お楽しみに。
ニジンスキー振付のハルサイは、既に兵庫芸文で何年か前にやってます。http://blogs.yahoo.co.jp/katzeblanca/23894403.html
アルテス Vol.03作者: 岡田暁生,片山杜秀,おおしまゆたか,吉田純子,鈴木慶一,礒山雅,ト田隆嗣,小野幸恵,オヤマダアツシ,金子智太郎,山崎春美,畑野小百合,川崎弘二,光嶋裕介,波多野睦美,湯浅学,田口史人,大和田俊之,輪島裕介,三輪眞弘,毛利嘉孝,西島千尋,藍川…
昨夜と明日は大阪音大ザ・カレッジオペラハウスでヴォルフ=フェラーリの「イル・カンピエッロ」をやっています。そしてロビーの一角、下手側の階段下には、10月のオペラハウス・リニューアルオープンから、付属図書館大栗文庫の所蔵品展示ブースが設置され…
[短い不機嫌な追記あり]今にもそういうことを言いそうに前のめりな人がいるので予防の意味で書いておく。
学生の頃、岡田暁生から「オウム返しの返答をするな」と何度も激しく怒られた。「○○は××だ」と誰かが言ったときに、「そうですよねえ、○○は××ですよねえ、なるほど」と頷くのは愚鈍であり、知性の生き生きした活動を妨げる、というような意味だったのだろう…
出ましたね。週末に梅田の紀伊國屋書店へ行ったら入口に大量に平積みになっていました。 大阪アースダイバー作者: 中沢新一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (46件)…
チャイコフスキー:交響曲第6番アーティスト: モスクワ放送交響楽団,チャイコフスキー,フェドセーエフ(ウラジミール)出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 1991/07/21メディア: CDこの商品を含むブログを見る 私は別の演奏会へ行ったのですが…
先週末から、団地の管理組合の会計の引き継ぎと、東京へ行って夜行バスで戻ってくる強行軍と、その他いくつかの仕事が重なるこの秋の一番キツイと思われた数日間がどうにか終わりました。
大久保賢がシューマンのピアノ協奏曲の終楽章を譜面通りの拍子で指揮者が振るのに驚いているが、彼は、「道化師の朝の歌」の出だしを3/2拍子で指揮するべきだと思っているのだろうか。それは端的にダサいぞ。
大栗裕の没後30年コンサート。4月に大阪フィルと吹奏楽のオオサカンの演奏会があって(←こちらはCDになりました)、9月には東京でオーケストラ・ニッポニカが「大阪俗謡による幻想曲」1956年版を取り上げてくださいましたが、今度はマンドリンです。本日10…
いつまでもこの件に関わり合いになっている暇はないし、自分は小さなシンポジウムに呼ばれた一介の参加者なので、あらすじだけ短く書くに留めますが、来月の日本音楽学会全国大会が、シンポジウムと個人発表(複数)を常時平行して行う妙に大規模な形になっ…
ゴミは溜まらないうちに整理しましょう。
フランスが20世紀の音楽シーンでどうしてあんなに羽振りがいいのか、2回がかりで自分なりに考えてみて、なんとなくわかってきたのは……、結局あれは、アメリカ(←どうしようもないフランスびいき)というジャイアンにくっついているスネ夫みたいなものじゃな…
http://twitter.com/shinimai/status/2555833082835394572012年10月9日日本時間午後7時頃、というタイミングで、改めてこの記事へのリンクをtwitterに貼るのはどういう意図があるのでしょうか?同日午後5時頃より、同じページへのアクセスが増えており、リン…
このところ、音楽における西洋の合理性への信頼やフランス的な音楽の悦びを全力で粉砕するようなことばかり思いついてしまうのですが、音楽における「普遍主義」を位置づけ直す抜け道があるのかも、とは思います。ヒントになったのは洋舞の歴史、ディアギレ…
[白石知雄が最も似合わないお題で書くシリーズ第2弾]自分がパリ音楽院でさほど優秀な成績を得ることができなかった和声法と対位法、いわゆる「フランスの正統的なエクリチュール」、を東京藝術大学で懇切丁寧に教授した高浜虚子の息子は、作曲家を志す者た…
[啓発する人文学、批評する自分探し、をやってみた。まずは正しい日本の作文として時候のご挨拶から……]10月に入り、今年は在阪、外来ともに色々面白そうな公演が並び、関西のクラシック音楽にハイ・シーズン感がありそうです。大阪フィルも、先月の山田和樹…
http://blogs.yahoo.co.jp/katzeblanca/23790082.html大久保さんが言ってるのはベートーヴェンの変ホ長調ソナタ(op.27-1)の終楽章のここだけど、私には、右手の一番高い音が数小節前のdesからジリジリとズリ落ちてきたラインは「ソb ファ ファ ミb」で切れ…
何やら、これからは学者もデビューするときに芸名をつけることにしようか、という話が一部で盛り上がっているらしい。このネタのココロは、第1段階:ネット上で実名を名指しで批判されるのは嫌だよねとなりますが、もう一段階先があって、第2段階:最近、…
神戸と華僑―この150年の歩み (のじぎく文庫)作者: 神戸華僑華人研究会出版社/メーカー: 神戸新聞総合出版センター発売日: 2004/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 念のため申しますが、私は国境問題へ首をつっこむ意志はまったく…
明治の作曲家たちが、どうしてみんな、揃いもそろって少年期を関西で過ごしているのか問題(http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20120906/p1)に、すぐに手がかりは見つかりそうにないので、その次の大正末から昭和初期について、メッテルの評伝を読み直して思…