2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大栗裕作曲「オーボエとオーケストラのためのバラード」

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曽田修司先生の舞台芸術フェスティバル論を拝見して、オペラ興行は音楽の範囲を超えた「演劇・舞台芸術」として腰を据えて考えないと駄目だ、と改めて思い、今話題のオペラハウスのことだけでなく、日本の創作歌劇史を考える上でも太い補助線を示された気が…

びわ湖ホール次回公演への周囲の眼差しと、1955(昭和30)年当時の関西歌劇団第一回創作歌劇「赤い陣羽織」(大栗裕作曲)への周囲の眼差しを比較してみる

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オペラは多くの人の注目を浴びてナンボ、スキャンダルも宣伝のうちであり、歌劇場は伏魔殿と言われいて、「どうするどうなる、びわ湖ホール」問題は<県議会>を舞台に、知事さんと自民党さんによる<財政&政策論争>として展開しておりますが、関西歌劇団…

京都市交響楽団第510回定期演奏会、大阪シンフォニカー交響楽団第123回定期演奏会

春は人事異動の季節。京響では、大友直人さんが七年間務めた「常任指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー」から名誉職的な響きのする「桂冠指揮者」へ、大阪シンフォニカーでは、大山平一郎さんが三年間務めた「ミュージックアドバイザー・首席指揮者…

小暮宣雄先生

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ブログで紹介していただいたようで、恐縮しております。http://kogure.exblog.jp/

片山杜秀「音盤考現学」の書評(いずみホール音楽情報誌「Jupiter」Vol.109)

いずみホールの情報誌「Jupiter」に、片山杜秀さんの話題の新刊「音盤考現学」の書評を書かせていただきました。ホールのロビーなどに置いてあると思いますので、よろしければご覧ください。(「追記」とそこへの「追記の追記」は長くなったので文末に移動し…

びわ湖ホールのことなど

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「滋賀県議会最大会派の自民党が予算修正案を提出予定(びわ湖ホールへの補助金の大幅削減要求を含む)」という趣旨の京都新聞の記事が発端でプチ騒動になっているのかもしれないびわ湖ホールの件。http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P200803010004…

イシハラ リリック アンサンブル フェアウェルコンサート

夜、イシハラホール。親会社である石原産業のフェロシルト問題の余波で、このホールの十五年続いた自主事業は、本日と明日のイシハラ リリック アンサンブル演奏会で終了。縁あって、この演奏会のプログラムにホールの十五年の歩みを振り返る文章つきの曲目…

[演奏会」「語り物」としての受難曲、J. S. バッハ「ヨハネ受難曲」エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団京都公演

午後、京都コンサートホール。非常に素晴らしい公演だったと思うのですが、「えっ?」と思う意見をいくつか見かけたので私なりの感想をまとめてみたいと思います。