2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ゾクヨウとカネビン、日本の吹奏楽と「鼻歌/口唱歌」

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[真ん中あたりに、大栗裕のタイトルの曖昧さについての考察を追記しています。3/3:広島ウィンドオーケストラの情報を若干追記。]3年続けて、年度末は吹奏楽を集中して勉強させていただく巡り合わせになっています。大阪音大の吹奏楽関連コンサート(大学と…

「大阪俗謡による幻想曲」のご開帳

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先日の記者会見での満足げな大植英次さんを見ていると、こちらも、大フィル・大植時代をまとめて振り返りつつ何か言いたくなってしまうのですが、大口を叩くのを堪えて、まずは積み残した仕事を着実にこなそうと思う今日この頃。順次、ご報告することもある…

大阪フィルのブログ

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大フィルのブログが、最近急にこなれた文体に変わったなあと思っていたのですが、本日、記者会見に行きましたら、ぴあから来られた方が広報チーフにご就任で、広報二人体制になったとのことでした。 本日、大植英次 音楽監督による来シーズンに向けた記者会…

本当は脆いクラシック音楽(大阪交響楽団第153回定期演奏会)

[追記あり]「シュテファン王」序曲、マーラーの管弦楽歌曲、ベートーヴェンの12番のカルテットで、シンフォニーも標題音楽もないオーケストラ・コンサート。寺岡清高の指揮によるユニークなコンセプトのシリーズ。

レスピーギの民俗誌

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岡田暁生が、6年前に関西フィル定期の大栗裕「大阪俗謡による幻想曲」を評してレスピーギを思わせると書いたことがありましたが、大栗裕とレスピーギは、意外に対比すると面白いかもしれません。大栗裕が管弦楽曲の題材にした大阪や各地の祭り・習俗につい…

My Funny McLuhan? 1967年トロントの武満徹

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[日付が変わって記事タイトルを替えました。2/14にこのタイトルを使ってみたかったもので。マクルーハンがジャズを聴くのかどうかは、よく知りませんが。♪You make me smile with my heart...な日ということで。] グーテンベルクの銀河系―活字人間の形成作者…

大植英次のブラームス・シリーズ最終回

昨年からコンチェルト1曲とシンフォニー1曲を組み合わせる大植英次・大フィルのブラームスの4回シリーズが続いていて、本日が最終回。アンコールのスペシャル・トーク(?)の内容は、「ブログに書いちゃいけません」とのお達しがあったので書きませんが^…

アレックス・ロスが最愛の人に捧げる20世紀音楽史

昨年出た二巻本のアレックス・ロスの20世紀音楽史。片山杜秀さんの讀賣の書評を読んだら読みたくなって、さきほど読了。 20世紀を語る音楽 (1)作者: アレックス・ロス,柿沼敏江出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2010/11/25メディア: 単行本 クリック: 4…