2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サントリー音楽財団コンサートTRANSMUSIC 2008 対話する作曲家 望月京×岩村原太(いずみホール)

若手作曲家が他ジャンルのアーチストを指名してコラボレーションするシリーズの6回目。昨年が江村哲二さんと茂木健一郎氏で、江村さんはこの演奏会の直後に亡くなったので間もなく一周忌ということになるのですね。演奏についての感想は批評を書くことにな…

第6回大阪国際室内楽コンクール本選

いずみホールに朝から晩までいて、弦楽四重奏のピアノトリオの各4団体(ということは、バルトークの3番とベートーヴェンの作品132、ベートーヴェン「街の歌」とシューベルトの変ホ長調トリオを各4回)聴きました。(審査員の方は、これが一週間続いたので…

第6回大阪国際室内楽コンクール

いずみホールで、第6回大阪国際室内楽コンクールがはじまっております。http://www.jcmf.or.jp/competition/index_j.htm他の諸々の予定の合間を縫って(新大阪で明日の演奏会http://www.oaa1985.com/kikaku/kikaku_2008thu.htmlの打ち合わせをしたり、福島…

いずみホール・オペラ〜岩田達宗プロデュース〜「ランスへの旅」

佐藤美枝子(コリンナ)をはじめとして、関西出身の主役級の人たちをよくぞ集めたという感じのキャストによる公演(佐藤正浩指揮、ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団ほか)。これだけ音楽的に充実していれば文句のつけようがないですね。ここでは、岩田達宗…

劇場と「集会の自由」

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先日、NHK-BS1でベルリンの壁崩壊の経緯を振り返るドキュメンタリーを観ていたら、ドイツ座という劇場での集会が東ベルリンの50万人デモの発端になったことが紹介されていました。文化施設は、表演者の発表の場であるだけでなく、不特定多数の「集会」の場で…

黒船の「国難」は本当に深刻だったのか - 奥中康人「国家と音楽」

明治政府の音楽取調掛と上野の東京音楽学校で、日本の唱歌運動を主導した「洋楽受容」黎明期の最重要人物、伊沢修二の思想と足跡を、故郷、信州・高遠藩の洋式軍楽・少年鼓手時代まで遡ってまとめた本。 国家と音楽 伊澤修二がめざした日本近代作者: 奥中康…

ヴェルナー・テーリヒェン氏と関響(大フィル)

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元ベルリン・フィルのティンパニー奏者で作曲家のテーリヒェン氏死去。http://okaka1968.cocolog-nifty.com/1968/2008/05/post_c494.html http://plaza.rakuten.co.jp/timpanibar/diary/20080501/このニュースを読んで思い出したことがありました。