ヴェルナー・テーリヒェン氏と関響(大フィル)

元ベルリン・フィルのティンパニー奏者で作曲家のテーリヒェン氏死去。

http://okaka1968.cocolog-nifty.com/1968/2008/05/post_c494.html
http://plaza.rakuten.co.jp/timpanibar/diary/20080501/

このニュースを読んで思い出したことがありました。
昨年12月の大フィル60周年記念事業の朝比奈隆展には、梅田コマ劇場での関西交響楽団演奏会の写真(1957年)が展示されていました(カタログにも同じものが出ています、12頁)。このときのティンパニーが来阪・客演したテーリヒェンで、彼の有名なティンパニー協奏曲もこのときに演奏された(もしかしたら初演?)という説明を聞いたのでした。

少なくとも、1956年に朝比奈隆がベルリン・フィルを指揮したときにはテーリヒェン氏が出演したはずで……、ということは、「大阪俗謡による幻想曲」のティンパニー・パート(かなり活躍する)は彼が叩いたのでしょうか。この演奏会のメインのベートーヴェンの交響曲第4番も。

事実関係を確認していないので間違いがあるかもしれませんが、話を聞いたあと、すぐに調べていれば、そして、テーリヒェン氏がまだご存命だったことを知っていれば……。

ご冥福をお祈りします。