夕方、大阪駅や地下鉄の淀屋橋からフェスティバルホールへ歩くと、世の中には毎日同じ職場に通ってデスクワークする人がこんなにたくさんいるんだなあ、ということを痛感させられるわけですが、
1982年10月に福島にザ・シンフォニーホールができて、2003年4月から大阪フィルもここで定期をやるようになったので、この光景を見る機会は減っていた。
でも、先日、どの演奏会だったか淀屋橋から立派なビルが並んでいる川沿いを歩きながら、ここが大阪の「ど真ん中」なんだから、ここへ定期的に通う習慣をもつのは、やっぱり基本なのかなあ、と思った。
よく知りませんが、たぶん、新宿東口駅前というのも、「通勤」スポットではないんですよね。ちょうど同じ期間、ここのスタジオで月金の生番組があって、でもたぶん、その間の32年間、毎日9時〜5時で同じ職場に通った人は、世の中にはめっちゃたくさんいるんでしょうね。
だからどう、という話ではないが、1982年10月に止まった時計がもう一回動き出した、みたいなことを言いたくなるのも、エイプリルフールで「うそ」の日だからなのでしょう(笑)。
「通勤」とか「12時から昼休み」とかいう生活をしていないので、そういう時間帯にテレビで何が起きていたのか、しばらくよくわからなくなっていたのだけれど、母親は信じがたく毎日規則正しく生活する人で、昨年から、そういう24時間で一周する時計が、再び視野と意識の隅の方に見えてきたような感じがある。
それがいいことなのかどうなのかは、知らん。
12や24で一巡ってのは剰余計算。mod は剰余演算子 modulus operator の略で、数学では modulus を「法」と訳すようですね。数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)
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