何にせよ本気で腹を立てるエネルギーは貴重な資源。大切に育ていただきたい。

見かけが大きくて面倒な話を吹っかける人は、そういう人なので、たぶん、いつまでもいなくならないから、それはそれでやってもらって、自分のやることをひとつずつやっていかないとね。

20世紀の先進国の歴史は、遂に戦争ができなくなる歴史で、アヴァンギャルドも、第二次世界大戦後は20世紀前半より、技法が洗練されているけれども随分「安全」になって、その末に……、というストーリーにまとめるのがいいんじゃないかと最近思う。

ミニマルの、この先もどうせ特別なことが起きるはずはないとわかっているのだけれども止められない(別に中断して何ら問題はないのだけれど……)という感じは、テレビ視聴に似ているような気がしないでもない。躾の厳しい育ち方をすると、ついぞそのようなモードへ入ることがなく、平気で中断できたりするのかも。そういう鋼鉄の精神がスターリニズム、だったりして。就寝前のいいかげんな思いつきだが。