イシハラホール。丁寧に楽譜を読み解き、ひとつずつ表現を積み重ねていく良心的な演奏だと思いました。ただ、あまりに慎重で、ほとんど一小節ごとに立ち止まり、楽想の大きな変わり目で身構えてしまうのが気になりました。時にはノリに身を任せること、大胆…

午後、ザ・フェニックスホール。前半のみ。上品で冒険をしない穏やかな発表会。モーツァルト「アダージョとアレグロ」へ短調、ブラームス「ハンガリー舞曲」第１、５、６番（以上連弾）。リスト「バラード第２番」（古谷）。ショパン「幻想曲」（三森）。