京都フランス音楽アカデミー アンサンブル・スペシャル・コンサート2007(4月1日、京都府立府民ホール・アルティ)

内側から何かを絞り出すのではなく、音の運動に身を委ねること。

今年で18回目になる京都フランス音楽アカデミーの講師陣のアンサンブル・コンサート(4/1)。「日経新聞」大阪本社版、本日の夕刊に批評を載せてもらえるようです。

このシリーズについては、過去にも何度か演奏評を書きましたが、今回は演奏における「フランス風」って何だろう、ということについて、割と上手く書けたかなと思います。よろしければ駅売りなどでご覧くださいませ。

なお、同じ内容の演奏会は、今夜、横浜みなとみらいホール(小ホール、19:00〜)でも行われるようです。

  • フォーレ ピアノ連弾のための組曲「ドリー」
  • フランク ピアノ五重奏曲
  • ブリテン アヴィディウスによる6つのメタモルフォーゼ(オーボエ独奏)
  • ドビュッシー フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
  • ショーソン ピアノとヴァイオリンと弦楽四重奏の協奏曲

フランク、ショーソンの大作がありますし、おなじみのベルノルド(Fl)やカペツァリ(Ob)、ピアノのイヴァルディ(フォーレとフランク)、パスカル・ロジェ(フォーレとショーソン)、ショーソンではジャン=ピエール・ヴァレーズがヴァイオリン・ソロで出演するなど、注目ポイントは色々あると思います。