カラダが資本

帰宅する代わりに、身体を職場に留め置いてヴァーチャルな自宅の映像を見続けさせられた場合、これは、その人が会社から解放されずに、その映像を見る名目で身体を拘束されているわけだから、残業とみなす、ということで大丈夫……なんですよね?(=ゲームがゲームではなくなるとき)

もしくは、強制ではないと言いながら強要される職場の飲み会、というのにも、ちょっと似ている。会社が従業員を全身まるごと飲み込んでしまうという意味で、技術は更新されているけれど、仕事の形態としては20世紀だよね。(=SFに出てくる宇宙船のホログラムは「20世紀型総動員体制」の余暇であった、という気づき)