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無駄に上手い

東京のオーケストラは無駄に上手いとおもわれている。昔からそうだ。

この上手さは無駄じゃないというお墨付きを得ようと海外遠征したら、やっぱり無駄なものは無駄だと言われた、ということだから、話は正確に、ただし凡庸な水準で噛み合っている。特段注目に値することはない。

無駄に上手い、という評価を跳ね返す何かがないと国際的な仕事はできない、というのは、音楽家の間では常識だと思うが、ポッと出の音楽ライターにとっては未知の大事件なのだろうか。

甘い言葉でオケに金を出させた興行元が不都合な真実に慌てる、というならわかるが、どうしてライターのような第三者が火消し役に立候補するのだろう。

ステージペアレント気質の人をおだてて内向きの盛り上がりを維持する商売にまだ未練がある、ということか。