セカイを自由と規制の二分法で描画する現代日本のジュヴナイルには「入口」だけで「出口」がない

「入口」ばかりが重視されすぎている、というのは日本の高等教育批判の紋切り型にすぎませんし、

自由と規制の二分法によるセカイ把握は、いくらなんでも貧弱すぎるだろうと言うはやすし、行うはキヨシ(←オヤジの最悪のダジャレだ)かもしれませんし、

「あそこは大変そうな職場だよねえ、○○くん、よくやってるよねえ」というのは教員仲間の日常会話なわけだが、

40歳にして教員が自らを「老兵」と呼んでしまう、という事実に心が震える。知のアスリート、オリンピアーデだ。

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