フランツ・リスト室内管弦楽団

前半のバルトーク「弦楽セレナーデ」と、モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲」第4番(独奏:大谷玲子)を聞きました。指揮者なしで、ぴったり揃ってしまうのは、ここはこういうもの、という強い確信がメンバー内に共有されているからではないかと思いました。奏法がそろっていて、弦楽器が面として聞こえてくる演奏でした。個が集まる大きな室内楽というより、全員が同じ方向を向いている小さな管弦楽。