京都市交響楽団第478回定期演奏会

京都コンサートホール。尾高忠明らしいポーランド20世紀音楽特集。バヌフニク(「シンフォニア・コンチェルタント」と「カティンの墓碑銘」)はひどく薄味の音楽で、エミリー&キャサリン・バイノンの独奏が清潔だったという程度の印象。シマノフスキーのシュトラウスを思わせる初期の「管弦楽用序曲」、ルトスワフスキー「管弦楽のための協奏曲」は、力のある若手が揃ってきた最近の京響らしい整った演奏でした。