添田ゆみピアノリサイタル

ザ・フェニックスホール。ショパン「アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズ」の宝石のようなコロラトゥーラ、大見得を切るリスト「ハンガリー狂詩曲第6番」など、客席の拍手喝采を受けるのが楽しくてたまらないという演奏でした。後半のシューマン「アラベスク」と「謝肉祭」は、聴き映えにこだわって、曲の面白さを取り逃がした印象。