職業人としての気質

「記者という人種は上の圧力というものを一般サラリーマン以上に嫌う人種である」

という記述を見かけた。なるほど、そういうことか、とあれこれ思い当たる。

新聞記者の皆様に日頃お世話になっているすべての人は、その上司筋にあたる人はもちろん、取材活動などで彼ら彼女らに接する人たちも、あるいは、「しょせん新聞なんてものは、我々企業が情報を出さねば立ち枯れになる川下の存在、思いのままに操れるわいワッハッハ」と公言する偉いサンや、そんな偉いサンに仕えている現場の人も、誰もが、そうだったのか、と頭にインプットしておくべき項目なのではなかろうか。

と、この文言も目にして以来、ここ数日、折に触れて考える。