パクリ?

大栗裕は、やっぱりこの曲を研究したんじゃないかという気がしてきた。

Bartok Eotvos Ligeti

Bartok Eotvos Ligeti

コパちゃんと行くトランシルヴァニアの旅。

Stravinsky; Prokofiev: Violin Concertos

Stravinsky; Prokofiev: Violin Concertos

「ある仮面舞踏会で、2つのマスクが私に近づいてきた……」というロシアの仮装パーティも魅力的だが、当面はバルトーク。2番は40分近くて、コンチェルトとしてはかなりの大作なんですね。リゲティはさらに大変なことになっているが……。

[追記]

聴き始めたら止まらなくなってYouTubeに行くとツィガーヌがこんなことになっており、

傍らで指揮しているカントロフはいったいどういう気持ちなのだろうと思ってしまう。

バルトークの無伴奏ソナタとか、もうこの世の果てにたどりついた感じだし、ここまで来てから振り返ると、ファジル・サイとクロイツェルをやったのは可愛いものだったんだなと思う。

後世の音楽家はみんなベートーヴェンの偉大な影に怯えて煩悶していた、というのは岩波書店が喜びそうな亜インテリ向けの物語に過ぎないのかもしれなくて、ベートーヴェンでは「役不足」(誤用ではない意味において)だと思ってガーっと前へ出る。そういう道は、いつの時代でも開いていたほうがいいよね。

荒くれ者をかいくぐってボール蹴ってたら、いつの間にかブラジルに連れてこられていた、ってのも、そういうことなのだろう。