イン・テンポ

選挙番組視ているうちに最初の楽章が終わってましたが、グレートの序奏と主部は同じ速度でビートを刻むべきだと前から言ってましたし、2楽章以後も同じテンポですよね。2楽章は基本ビートを二分割、3楽章は三分割。4楽章は基本ビート2つで1小節。

もともとシューベルトのソナタは、速い楽章が遅め、遅い楽章が速めで、ダイナミズムを諦めていて、中庸のホームポジションで変化の豊かさを求める音楽ですから、フラットなカンヴァスに多彩なサウンドを盛り付けたいノリントン向きか。