http://yohirai.asablo.jp/blog/2015/01/18/7541179
私が聴いた16日初日と17日でどこが違っていたか、比較対照できる情報が入っているのはありがたい。
- 初日はスピーチはあったが黙祷はなかった。18日3日目がどうだったかは不明。
- 「アンコールをやります」の一声、初日はマイクなし。
マーラーの「復活」とアンコール曲のバーンスタインが、「やられてみれば、音楽的にも繋がりが感じられる、はまったアンコールだった。」というのは、私も強く心を動かされたことで、どうしてこういうことが起きるのか、よく考えて結論を出したい大事なポイントだと思っている。
だって、どう考えてもその場の思いつきではあり得ない選曲だもの。
そして、バーンスタイン自身が「復活」の結末を念頭に置いてあのミュージカルのラストナンバーを書いたとはにわかに信じがたい。
でも、それなのに、こんなにぴったりはまってしまう。この場でやられてしまうと、もはや、これしかあり得ないと思えてしまった。それは、ちょっと凄いことだと思う。
そういえばサイードの「音楽のエラボレーション」は、音楽はこういう出来事を招き寄せるものである、ということを綴った本でしたね。
- 作者: エドワード・W.サイード,Edward W. Said,大橋洋一
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2004/10
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (12件) を見る