「まぐれ当たりだろうが、当たりは当たりだ」のギャンブル・万馬券というのがあるが、トリックスターで中心と周縁、なるものは、当たるも八卦当たらぬも八卦な日本論・ニッポンジン論が花盛りだった戦後の百花繚乱において、メタでクールな決定版というより、最大の「まぐれ当たり」(のひとつ)だったんじゃないか。
20世紀中葉版の「普遍・カノン・世界・全体・必然」の成分がおぼろげに見えてきたので、そろそろ、確率と偶然を再訪しよう。エイドスな人々じゃなくて、数える人々の話ですよね、たぶん。
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