2015-04-08から1日間の記事一覧

「制度 institution」再考

ドイツ法のパンデクテンについては、ここで何か言及されていたはず、と読み直してみた。 ised 情報社会の倫理と設計 倫理篇作者: 東浩紀,濱野智史出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/05/25メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 204回この商品を含む…

制度いじりは革命ではない

上のエントリーを踏まえて考えるとしたら、既存のしくみとして人間社会でうごめいている諸々の制度 institution をいじくり回すだけでは、それらをダイジェスト方式(パンデクテン方式)で総覧したときに見えてくる社会全体に「革命」が起きるわけじゃないの…

体系と制度:usus modernus pandectarum

modern に相当するラテン語 modernus は比較的若い言葉であるらしいと知り、現状の肯定というか、「昨今、当節」を特定の時代として切り出すという発想自体が、近世とか近代に特有であると言わざるを得ないのかなあ、と思ったりする。でも、「他人を思い遣り…