ロシアのオペラ好き

メモを見直していて思い出したのだが、チャイコフスキーをイタリア・オペラと比較するとしたら、エフゲニー・オネーギンの第二幕のお誕生日パーティの最後がカルテットになるのは、中期ヴェルディっぽいのではないだろうか。でも、そのあと、男しか舞台に出て来ない決闘の場面になって、なおかつ男2人がカノン風の二重唱を歌うから、ああ、帝政ロシアってこういう社会なんだなあ、と思ってしまう。