オーケストラと歌う合唱組曲「筑後川」

午後、高槻現代劇場。タイトルにある市民合唱団の合唱曲(団伊玖磨)がメインですが、前半は、ベートーヴェン「田園」(本名徹次指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団)。ただし、ノン・ビブラート、足早なテンポのピリオド奏法なのですが、「間」を取れないのと、細部がゴチャゴチャだったのとで(「八分音符+十六分音符+十六分音符」のリズムが、歪んだ三連符のようにしか聞こえない等々)、結果的には、妙にせっかちな前座、で終わってしまいました。