小松左京、死去。
以下、放言です。
小松左京といえば『日本アパッチ族』ですが、大阪のアパッチ村の表象に拘泥しているであろう日本の洋楽作曲家といえば、城東の出身で、現在は京橋のいずみホール音楽監督で、「シャーン」というメタリックな摩擦音が曲中にフラッシュバックする西村朗だろう、というのが私の考えです。
http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20080803/p1
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そして死んだ予言者・小松左京(1931-2011)の「未来学」を現代のノストラダムスであるかのように偉くするよりも(予言というのは当たらずとも遠からずなことしか言わないものだし、彼は高度成長の「中の人」になったのだから、そりゃ的中率は高いでしょう)、わたくしは、実務家・堺屋太一(1935- )が生きている間に、大阪万博と「イベント学」を総括して欲しいです。
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ポピュラー音楽学会が、中村とうようをひっぱたく前に、通産省と電通と博報堂を「ひっぱたく」というのはどうか?
……などと妄想する2011年の夏。