アガメムノン家の運命

オペラの歴史は、近世近代のヨーロッパの支配階層が神話をどう受け止めてきたかの歴史でもあると思うのだけれど、それを整理して他人に説明しようとすると、かなり大がかりになりそうですね。

蜷川演出の「グリークス」を見直しながら、どうしたものか思案中。

神々に翻弄される運命劇の感じは、あらすじに要約するだけでは伝わらないですよね。演劇を90分の授業で扱うには、どうやるのがいいのだろう。