「7月」の定義

(7月はもう夏休み、なんて、誰が決めたの。中高生の都合、中高生を抱えている親たちの都合なんて、複雑に入り乱れる現代社会では、ごくごく一部分じゃない。

テストが終わってダラケ切った高校生が我が物顔な電車のなかで、オジサン、オバサンは静かに仕事の外回りをしてるのよ。

子どもを無視したら未来の火が消える、それはマズい、ってのも、そりゃそうだけど、媚びちゃダメ。媚びるオトナのいやらしさを過敏に察知できてしまうのも思春期の特徴でしょ。難しいのよ。

そういえば、設立者指揮者の誕生日が7月だった頃の習慣を引き継いでいるのか、7月はお盆休みの前の大事な大きなコンサートをやる月だ、ということになっているオーケストラもあるわね。欧米のコンサートシーズンが一足早く終わってるから、秋・冬には呼べない人を招いて、質の高い仕事ができる意味合いもありそうね。

早々とヴァカンス気分な人たちと、今が大事な時と思っている人たちと、7月は心がけの差が露骨に出てしまう月。

そして大阪の7月は、災厄を除ける夏祭のシーズンでもある。ピシっと背筋を伸ばすところと、ハッチャケルところと、メリハリの効いた季節なの。ダラダラ、ズルズルだけでは乗り切れないわ!)

[ユルんでると、また、去年みたいにヒヒョーカに変なこと言われちゃうワヨ(←自爆ネタ)]