http://blogs.yahoo.co.jp/katzeblanca/26016797.html
https://twitter.com/MegumiMorioka/status/501714021448298496
「声への関心がようやく芽生えはじめた」という発言の行き着く先が初音ミクだと判明したときの脱力感(笑)。
現実逃避のロリコンじゃん。
テクノロジーの発展とか、社会文化的なコンテクストとか、ゼロ年代に大学の先生たちがよってたかってお墨付きを与えるものだから、ヴォーカロイドは、生活に疲れたオジサン・オバサンたちが拝み奉る菩薩や観音のようなものになりつつあるらしい。「哲学的」なのだそうです。
この人たちの暴走は手に負えないです。聴覚文化論の先生、責任とってください!
「主体のない声」を無限に編集できる技術は、いわば底が抜けているわけで、ペットのように愛玩したり、絶対者のように崇拝できる格好の対象なわけですが、人生はこの先もう輝かしいことは何もなさそうだ、と思った世代がこれにハマると、ほんとに出口がない、ということのような気がします。究極の依存。
ハマるのは人間の勝手で、テクノロジーにその罪を負わせることはできない、というのが、この手の現象の常ではあるにしても、未来を諦めた人に未来の幻を見せるとロクなことがない(笑)。
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