「戦争を知らない子どもたち」による戦争

右傾化批判として、ひと頃さかんに言われて最近なぜか下火になっているが、むしろ今はこれが全面化してるんじゃないの?

東条のマッチポンプなんて、まさに、悪徳(昔の業者が公然と悪辣にやったような)を知らない善人による悪徳の典型だし、今の世の中の空気の悪さの大半は、この種のチンケなワルの膨大な累積に見える。単一の巨悪じゃないゆえの面倒なわけでしょ。

でも、だとしたらそれは、解消不能・抵抗不可能な運命や必然ではない、ということでもあると思う。

社会科学さんがお好きな「構築主義」のまさに出番じゃないですか。