井上道義が、彼の預かり知らないところで金沢がLFJから外れることになったと書いているのを知り、大津のLFJに、当初はマルタンと並んで記者会見に臨んでいた沼尻竜典がある時期から参加しなくなったのとは、また違う事情があるのかな、と思った。
もちろん具体的なことはわからないし何も知らない。
大津(滋賀県)がLFJブランド推進勢力と上手につきあいながら破談にならない落としどころを見つけたのに対して、金沢(石川県?)は、そういう落としどころを見つけられなかった、というだけのことかもしれないし……。
*
- 作者: クレール・パオラッチ,西久美子
- 出版社/メーカー: アルテスパブリッシング
- 発売日: 2017/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
タイトルだけ見て、舞曲史の授業の恰好のサブテクストになるかと思って購入したら、昨年のナチュールに続いて、LFJの長い檄文のような書物だと買ってからわかった。LFJがこういう檄文を掲げて突き進むムーヴメントなのはわからないではないけれど、私が欲しかったのは、大言壮語になりがちな講義を補完する冷静な最新データ集だったので、私のニーズには合致しない。
ともあれ、twitter には、ルネ・マルタンの言葉とされるものを宗教的カリスマか、あるいは、自己啓発本なのか、と思わざるをえない文体で切り出してつぶやくアカウントがあって不気味である。
*
大阪ビジネスパーク界隈の室内楽をめぐる3年に一度の情熱と冷静の日々は、今週末からはじまる。今回は、フェスタが平日、週末に予選・本選があるので、私としてはむしろ予定を組みやすくて助かる。