大阪音楽セミナー2007「古今東西音楽考 −その22−」第5日:『フランツ・シューベルトとロマン主義時代の幻想曲』

講師を担当させていただいた大阪音大の公開セミナー、反省点ばかりですが、なんとか本日終了いたしました。

ご来場いただいた皆さまには、本当にありがとうございました。

準備、本番をご支援いただいた大阪音楽大学エクステンション・センターと大阪府立情報文化センターのスタッフの皆さま、そして本当に素晴らしい演奏(掛け値なしに!)でお客さんを魅了してくださったピアノの松村英臣さん、兼光祐佳さんに心から感謝しております。

このセミナーについては、もう少しフォローして書かせていただきたいと思っていることもありますが、ひとまず皆さまへのお礼を。

こういう、マニアックなテーマ、選曲(C. P. E. バッハのファンタジア〜モーツァルトのハ短調幻想曲〜シューベルトの少年時代の幻想曲〜さすらい人幻想曲〜連弾のヘ短調幻想曲、背後にベートーヴェンの影やロマン主義の台頭が見え隠れしつつ……)で、理想的な演奏者をお迎えして、しかも自分自身がそこに関与する形でお話と音楽の催しを実現できたことが奇跡のようで。

講師役が、自己満足的に納得しているようではダメですが、ひとまず、ありがとうございました。

6月30日追記:当日使用した発表用のメモと配付資料原稿を公開しました。

http://www3.osk.3web.ne.jp/~tsiraisi/musicology/article/index.html#schubert-fantasy