2014-07-31から1日間の記事一覧

バカがバカ同士で集まってキャーキャー騒いでいるのは、そこにお金が集まったりするから注目を集めるわけだが虚しい

……という風に演出された社交界が物語の土台にあるので、コンヴィチュニーのトラヴィアータをみていると、どうしても、現実の世の中で「バカがバカ同士で集まってキャーキャー騒ぎ、そこにお金が集まったりするから注目を集めるわけだけれども虚しい」という…

場面の組み立てにプラモデルのような決まった手順はない

昨年の「魔笛」はとにかく場の数が多いヴァラエティショウのような作品で、コンヴィチュニーは、ひとつひとつの場面の演劇としてのスタイルを万華鏡のように変えていくので、まるで演出テクニックのカタログをみているようだったわけですが、それぞれの場面…