2015-04-03から1日間の記事一覧

人文学のミクロとマクロ

「かたち」の哲学 (岩波現代文庫)作者: 加藤尚武出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/08/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る 「かたちの哲学」を読んで、「主観・客観」系で世評の高い哲学者が、デカルトやフッサ…

中止

ネーメ・ヤルヴィがHIROSHIMAを指揮する、という話は立ち消えになったらしい。作品自体が本当に消されてしまうのか。

哲学者のものは哲学へ

直観 Anschauung ということを言い出すと、哲学と科学(数学)と芸術がひとつに溶け合う境地にたどりついてしまいそうだ。ついでにこれを仏教の般若に結びつけると、それが松下眞一なんじゃないか、と思いついた。19世紀末の総合芸術に変わる知と芸術の総合…

イオランタ姫は耳がいい

METライブビューイング最終日。チャイコフスキーのイオランタって、こういう話だったんですね。盲目のお姫様のお話だとは聞いていましたが、こんなに直球勝負で話が進むとは。白い薔薇と赤い薔薇の場面で身を震わせて号泣(あれは「目の悪い子」が必ず一度は…