小笠原順子ピアノリサイタル

イシハラホール。オール・シューマン・プログラム(「アラベスク」、「アベッグ変奏曲」、「幻想小品集」、「謝肉祭」)。

乱暴にアクセントを打ちつけたり、内声がボコボコ言うばかりで響かなかったり、聴いていて辛くなる演奏でした。唯一、最後の「謝肉祭」だけは、時折、思い入れたっぷりに歌ったり、力みの抜けた表情をのぞかせていましたが……。