稲葉綾ピアノリサイタル

イシハラホール。演奏は生硬でしたが、チェコの音楽について、色々なことを考えさせる興味深いプログラムでした。

ドヴォルザーク「詩的な気分画」より「古城にて」、スーク「愛の歌」、マルティヌー「エチュードとポルカ第3集」(両大戦間風のモダニズム、ジャズ、民俗舞曲の奇跡の結合)、カラビス「アレグロ・インペトゥオーゾ」、ヤナーチェク「草かげの小径にて」より(「私」の鏡に映った野外の音)、スメタナ「モルダウ」、「チェコ舞曲」第1集より「ポルカ」(短調(!)のポルカ)、「マクベスと魔女」(限りなくリストに近いヴィルトゥオーソ曲)。