安紀・ソリエール ヴァイオリンリサイタル

バロックザール。18世紀の弓を使ったモーツァルトと、現代の弓によるブラームスを交互に弾く試み。前半のブラームス(第3ソナタ)のボウイングがスムーズではないなど、やや未整理で、演奏会のねらいが、わかりにくかったです。後半1曲目の元気いっぱいのモーツァルト(ソナタ変ホ長調 K.481、必ずしもピリオド・アプローチではない)が、一番やりたいイメージに近いのかなと思いました。他に、モーツァルトの「ソナタ」ト長調K.3799とブラームスの第1ソナタ(ピアノ:田村緑)。