マーツァル&チェコ・フィルのドヴォルザーク交響曲第2、6番と、アバド&マーラー・チェンバーのシューマン(withナターリャ・グートマン)とブラームス

音楽現代7月号のCD評は次の2枚を担当しました。

ドヴォルザーク:交響曲第2番&第6番

ドヴォルザーク:交響曲第2番&第6番

  • アーティスト: チェコ・フィルハーモニー管弦楽団マーツァル(ズデニェク),ドヴォルザーク,マーツァル(ズデニェク),チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: エクストン
  • 発売日: 2007/04/25
  • メディア: CD
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シューマン:チェロ協奏曲

シューマン:チェロ協奏曲

  • アーティスト: アバド(クラウディオ),ブラームス,シューマン,マーラー・チェンバー・オーケストラ,グートマン(ナターリャ)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD
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マーラー・チェンバー・オーケストラにかぎらず、優秀な若手を集めたグループというのは、めいっぱい弾くので影のないギラギラした演奏になることが多くて、それが聴くほうに「満腹感」を与えるというので興行が成立しているのかな、と思ったりするのですが、

アバドは、そういう「若手の熱さ」をきれいに冷ましてしまうんですね。青白く虚脱したシューマンのチェロ協奏曲には、本当にびっくりしました。