1964年の「東洋」、1970年の「大阪」、2020年の「東日本」

64年の東京オリンピックは、「国民的」行事だったとされるけれど、最終日の金メダルチームは「東洋の」魔女と呼ばれた。大東亜!

70年の博覧会は、公式には「日本万国博覧会」と称しているけれど、世間は「大阪万博」と呼び、その後の「地方博」の原点みたいなイメージに収まっている。

国を挙げた行事を「日本の」というイメージに過不足なくおさめるのは、たぶんあまり簡単なことではない。

7年後のやつは、なんとなく「東日本の」くらいの規模が落としどころになりそうな気がする。西日本的には、お隣さんの行事なんでしょうね。

大陸に点在する諸都市の合従連衡であるところのヨーロッパがはじめたレクリエーションなのだから、大きくなったと言ってもそれくらいがちょうどよさそう。