言いたいことは、あとで祭るな、そのときその場で言え!

外国がどうとか、東京がどうとか、知るか、ヴォケ。そーゆーこっちゃないんだよ、……というか、同じ場所にいたんだったら、そのとき言え。あとになってグチグチ何いっとんじゃ、そんな老練は捨てちまえ!!!!!!!!な精神がメラメラと燃えさかって、ノートゥンクなど楽々とかち割って、折れたトネリコの周囲に竜巻を巻き起こしたい心境なワタクシですが(ただし舞台なので優秀な大道具さんの仕込み&これまた優秀な照明さんとドライアイス担当さんの作り出すイリュージョンなのですから、まずは舞台裏の皆さんにアヤマレ!土下座じゃ!!入場料くらいケチるな、というのを含めてすべてがあからさまに八つ当たりなので……)、まずは矛先を原稿完成に向けて集中したいと思います。

……と書きながら今思いましたが、あるホールの最大の財産は、完璧と言ってよいかもしれないフロア・スタッフな方々を自前で育て、維持していることだ、みたいなほめ方を皮肉でも何でもなく展開することは、可能なんじゃないだろうか。それは誰にでも、どこでもができることではない。

人は舞台上で起きたことだけを記憶に留めて、そういうのを忘れてしまうし、存在が消えることが理想であるかもしれない仕事なのかもしれないけれど。