シーズン入り

「橋下徹、慰安婦発言で自滅」と騒動になったのは遠い昔のような気がするけれどまだ1年と数ヶ月しか経っていないし、「猪瀬知事、都議会で集中砲火」は昨年12月のことなのであれからまだ1年経ってない。ということは、1年前はまだ、新しいフェスティバルホールはどうなんだろうとか、大フィルやセンチュリーの次の指揮者はどうなるの、大阪市音楽団どうなっちゃうの等々、色々なことがザワザワしていたんですよね。

だからこそ、周りが浮き足立ってる今がチャンス!みたいな動き方をする人もそれなりに注目を浴びることができた。

色々なことが落ち着くところへ落ち着いて、10月も半ばを過ぎて秋のシーズンが本格的にはじまってみると、あれは何だったんだろう、という気がしますね。

ここを乗り切れば次の展開が必ずある、と信じて夏休みに頑張った甲斐があるということでもある。

[特段のオチはありません。ただ、そういう風な「新シーズン開幕」感のまっただなかで、ブーレーズとクライバーのワーグナーはどっちがどうだ、という話を読むと、「おれは断然、明菜だな、松田聖子は認めない。スローモーション最高!」と、まるで彼女たちが昨日デビューしたばかりの新人アイドルである時代からタイムスリップしてきた人に出会ったような衝撃があったので、その衝撃をメモしておこうか、と。]