承前・「日本の祝日」の意味

専業主婦(現在の日本では富裕層にカウントされるようだ)は平日の昼間に友人たちと遊ぶ。 → 兵庫芸文で観察される現象。

サラリーマンは仕事が終われば急いで帰宅する。 → 遊んでるお金はないギリギリ感かと思いきや、家で夜中にネットにつないで、細かくお金を落としている気がしないでもない。そしてここに、ネトウヨとかオタクとか、今では中年化が著しいカルチャーが花開いている。

週末・祝日は家族サービスでせっせとイベントに通う。 → クラシック興行が色めきだって争奪戦を展開している主戦場はココ。

このようにまとめると、祝日って何なのか、と思いますね。

休日・祝日は、サービス業が効率良く「家計」から集金するために設定されているのであって、お休みというより、経済活動を平日と同じかそれ以上に活発にするための日。いってみれば、休日・祝日というのは、サービス業従事者にとっては「強制労働の日」、サラリーマンにとっての「強制消費の日」なのではないか。(←オヤジのへっぽこ文明批評)

神はこれを許したもうのか?

仏陀や孔子やアッラー的にはどうなのか?

余暇をどう捉えるか、というのは、思えば、祭祀や禁欲との絡みで、reformation の基本問題ですよねえ。