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(カルミナ・ブラーナ。最初のポコピコがゲーム音楽みたいで、煽るラッパがドリフみたいで、そうこうするうちに坊さんがおならプーで(昨年、小泉和裕が東響とやったときには、バリトンさんに具体的に演じさせたそうですねえ)、まあ、どういうことかしらと思っていたら、男と女が「Oh, oh, oh」と野獣のように吠えはじめて、こんなことになっちゃうのね。知らなかったわ。みんな、ちゃんと音楽を歌詞と付き合わせて、理解しているのかしら。

スターリンはショスタコーヴィチのマクベス夫人にダメだししたけど、ヒトラー的に、「Oh, oh, oh」はオッケーだったのね。1930年代って、いったいどうなってるのよ!

そしてギーレンとかヴァントとか、厳しそうな指揮者が軒並み大まじめにこの作品を録音しているのって、どういうことなのかしら。)