現在を「言語論的転回」以後の世界と表象する20世紀の人文は、相対主義と流動化のなかで固有名だけは不動の特異点である、と考えることになっていたようだが、この立場を揚棄することはできないのか?
固有名論は、Copyright や Trademark の思想(「みんなのものはオレのもの」という間接税の時代における名望の付加価値システム)と似すぎているのではないか?
試験的にブログ名を変更してみた。
インターネットがアナーキーなリハビリの場であった20世紀末、すなわち、「新世紀の福音史家」を誰もが気取った世紀転換期へのオマージュである。