競技の瞬間、上演の時間

https://twitter.com/smasuda/status/553459323846680576

「瞬間芸術」って、たぶん、コンクールの本番一発勝負とかそいうことではなかろうか。ゴルフのスイングやテニスのサーブの「瞬間」の

お静かに/Silence please

というのと隣接する「競技」として音楽などを捉えている言葉に見える。

で、順位をつける競技の文脈でパフォーミング・アーツに触れた人たちにとって、それは時間(たとえば起承転結を構成する等)の体験というより、ノーミスがベストな「瞬間に賭ける」競技なのかもしれない。

吹奏楽の金賞請負人のようなカリスマ指導者の語録とか、コンクールを想定した吹奏楽の指導書か何かにそういう言葉が出ているのかも。

吹奏楽出身でオーケストラ奏者のミスに異常に神経質な人は確かにいる。

「競技音楽」という新ジャンル……。

(氷上のダンスも、今ではもっぱらフィギュアだったりするし……。カラオケでは、「競技」の意識をもって高得点を狙う人って実在するのか。実在するなら、「瞬間芸術」の有力候補か。)