2014-07-22から1日間の記事一覧

80年代顕彰の夏

インバル、インバルと騒ぐのは、マゼール追悼祭と軌を一にしたアラフォーや50歳前後の「懐かしい80年代」追悼行事なのか。「やっぱり豊かな時代を知らない人と、音楽の話はできないわよね」って。ちょっとズレるけど、ヤベタツがJ-Classicだった頃、とか……。

(人間群像)

(演劇人……はすぐに客をどやしつけたり、動員が荒っぽいから困る。プロはいい。学生演劇とかやってた「自称」は始末に負えない。)(ニセ教祖俗世を解脱した達人を気取るには、何十年か前の手垢のついた教説を暗記して繰り返すに限る。一般人には、どこかで…

イソップ的

十年がかりで粛々とモグモグ藁を消化して、遠大な計画をこなしつつある牛に、お母さん蛙が半年後に突貫工事でお腹をふくらませて勝負を挑む気満々であるらしい。同じ作曲家の同時期の作品だからといって、誰も、それとあれが正面対決、などとはハナから思っ…

ナショナリズムとメロディー

『オペラの運命』の国民オペラの章を読みながら、音楽のナショナリズムは、様式論にしてしまうと「創られた説」になってしまうわけだが(そしてこの本でその要点は押さえられているわけだが)、肝心なのは旋律論ではないかという気がしている。(「創られた…