即興、文学の

小林秀雄の恵み

小林秀雄の恵み

上の本の書評を読んで、

http://booklog.kinokuniya.co.jp/abe/archives/2010/01/post_55.html

「本居宣長について書く小林秀雄に興味を持つ橋本治を論評する著者」、という「入れ子」が自意識のメタな重層=いわば「メタメタメタ」(笑)、インチキlisp風に()で括るとこんな感じ?

((((本居宣長)
 について書く 小林秀雄)
  に興味をもつ 橋本治)
   を論評する 著者)

をしなやかにこなす感じがいいなあと思ったので(いわば、多重ループで無駄にメモリを消費してフリーズしてしまわないクールな実装という感じでしょうか。フィボナッチ数列のベンチマークテストも余裕、遅延評価すれば無限ループも恐くない、みたいな)、

同じ著者の「即興」をキーワードにした本を買ってみた。

即興文学のつくり方

即興文学のつくり方

今届いたところなので、読むのはまだ先。