「マクベス」のお掃除オバチャンに続いて(http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20130508/p1)、コンヴィチュニーの「魔笛」(びわ湖ホールにて進行中)の三人の侍女のみなさんは、お色気要員あり、力仕事もお手の物で、ほぼ「●ョ●●」な感じに舞台を支配して、パミーナ姫がパパゲーノに苛つくところは、今にも「●●ァ●●●●ン」の×××みたいに「○○○●●ぁ?」と言いそうで感動的(……アホな感想すぎて使えないとは思うのですが、ひょっとすると仕事の作文に利用するかもしれないので一応伏せ字にします。ご容赦。)
オタクサブカル大国日本で演出したときにこういう化学変化が起きるところが面白いと思うのですが、とりあえず詮索の順序としては、コンヴィチュニーがこのところ提唱する強くたくましい女性像が、彼のなかでどこからやってきたものなのか、とても興味がある。
社会運動や社会学理論としてのフェミニズムというより、文学的・演劇的想像力の系譜がありそうな気がします。(たぶん、これだろう、と当たりはついたのですが、調査・確認中。)
21世紀ですから、白石知雄もフェミニズム踏まえますよ。(←そもそも男がこのように挑発的な物言いをするのは「政治的に正しくない」と言われそうだが、そんなこと言われたって、そういう言葉を思いついちゃったんだから、しょーがないのよ。)
- 作者: 井上俊,伊藤公雄
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