未来の雑誌から届いた間違い

どういう舞台裏の変化があったのか、せっかく慎重に慎重に書いている気配濃厚な作文に事実誤認がある。

大阪城公園近くにあるいずみホールの恒例のオペラシリーズ。昨年12月の「イドメネオ」は演奏会形式上演だったが、

東条碩夫のコンサート日記 12・6(土)いずみホール・オペラ モーツァルト:「フィガロの結婚」

まだ発行されていない雑誌の文章が先行発表されて、なおかつ、事実誤認付き、というのは気色が悪い。

[昨年のいずみホールのオペラは「シモン・ボッカネグラ」で、「イドメネオ」は番外に過ぎません。(1年に2本オペラを作るのは無理だが、モーツァルト・シリーズにどうしても毎回オペラを入れたいという企画者の意向があって、それで「イドメネオ」もやった。)]

(「「イドメネオ」は演奏会形式上演だった」がどういう経緯で、主催者側の位置づけとしてどういう枠組みの公演なのかということは、去年の7月、わたしが唐突に、いずみホールから「もう来るな」と言われる直前に、音楽の友という雑誌(おや、偶然にも上の文章が掲載予定の同じ雑誌だねえ(笑))から取材に行ってくれと言われて出た記者会見のときに説明があった話で、関西の新聞記者はみんな事情を知ってるよ。まあ、そんなこと言わんでも、普通に調べたらわかる初歩的なミス、もしくは、紛らわしいへたくそな作文やで、これ。)