庄内でFlightrader24を起動すると、どっちの方角からあと何分でどういうヒコーキが飛んでくるのかわかるので、カメラをその方角にかざして写真を撮る。
そうすると、写真アプリはいつのまにか国内線旅客機図鑑になっている。
なるほど、これがGPSを利用した拡張現実ゲームというやつですね(笑)。
もはや十二分にあたり一帯をロケハンして、どこでどういう写真が撮れるか、わかってきたので、最近は、遠方から接近して去って行く30秒のプロセスをいかに美しく撮るか、動画に凝っている。動画だと音も一緒に記録できますしね。
[追記]
立ち入り禁止区域に入らずにベストスポットを見つけるべく工夫するのは、ヒトとしての基本だよね。瞬間風速の大きさとか、そこから巻き起こる様々な反応とか、Google が新しい領域に手を突っ込んだときに起きるいつものパターンだなあ、という感じがします。
Google が書物を膨大にスキャンしたときは出版業者や図書館に諸々の面倒事を請け負わせたし、スマートフォンに色々な技術が搭載されたときには通信業者やハード会社が面倒事を引き受けざるをえない形になっていて、今度は、その役目をゲーム会社が請け負うわけですね。
そういう風に考えると、期を画したというよりも、Google はどこまでいっても Google である、ということのような気がします。ゲームを含む他業種が、あの会社の掌の上で転がされている。新しい技術が社会に刺激を与えている、ということなのか、Google という面倒を他者に丸投げする体質の会社に振り回されているだけなのか、そろそろ学習して切り分けた方がいいんじゃないか。