2013-09-18から1日間の記事一覧

音の色

色覚という言葉(とそれに対応する知覚現象)があることが確認されているが、音「色」という比喩的なのか何なのか、あまりはっきりした説明を少なくとも私自身が半分は不勉強ゆえによく承知していない現象(構築された言説なの?)に対する受け止め方は、そ…

サイレントがマジョリティ?

別にどこが、ということではないが、最近の音楽ホールの雰囲気をぼんやり眺めていると、そのうち「開演5分前には席に着きましょう」とか、「座席では(開演前でも)私語は慎みましょう」とか、あからさまに指南する人が出てくるのではないか、という気がす…

占い師がOLの心を癒す

で、リンクは貼りませんが、「悲愴」が悲劇の渦中の人物というより、悲劇を俯瞰している、というのは、なるほどそうかもしれないと思ったけれど、あとは、なんというか、あれとこれを組み合わせてこういうお話にして、そことここを組み合わせてもうひとつお…

新陳代謝、悪すぎ

経験上、40過ぎてる、いい歳のオッサン、オバサンが、二十歳の頃のままのつもりなのか、若い頃読んだ文体と思考法で、想定読者は自分と同世代かそれ以上、という設定で文章を書くと、結果は醜悪なものになる。気色の悪い自堕落なうなずき合い。「ボクはワタ…

だいたいこんな感じ、デフレ成熟社会に「形容詞のインフレ」は似合わないしね

ろくに聴けてないのに高いプライドを背景に高邁な精神論を語る、というのは、かつては「旧制高校的教養主義」と言われてオトコの専売特許だったわけだが、今はこういうところも男女同権になったらしい。根性論みたいのにウンザリするところから職業音楽評論…

やつし

ああなるほど、場に飛び交う言葉を整理するとそういう構図になるなあ、と思う反面、言葉の応酬の向こう側で、ギャラリーを含めて、本当に知りたいのはここなんだけど、どうなの、と別のところに関心があるのも否めない。そしてそっちへ物事が波及したら困る…

ということで、

全8回の6回目というのは、2時間の映画で言えば残り30分。いったいどこへ着地するのかサスペンスを一番盛りあげるあたりですから、ここで立ち止まってあーだこーだ言うのは野暮。外野が必死に手持ちの物語の網をかぶせようとアタフタするのを尻目に見なが…