江田縫子門下生による室内楽コンサート

午後、いずみホール。

チャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出」を弾いた森田絵美さん以外のお二人のピアニストは、パートナーの音を聞く余裕がなく、あまり、室内楽に慣れていないように見えました。なんとなく、ピアノの発表会に、ヴァイオリンとチェロのゲストがおつきあいしたような印象(ショパン「チェロソナタ」、ベートーヴェン「ヴァイオリンソナタ第5番」他)。

ジョルジョ・フィオーリ(チェロ)は常に紳士的な演奏。マルコ・フォルナチィアリ(ヴァイオリン)は、相手の力量に合わせて手加減したり、大曲でリーダーシップを発揮したり、状況に対応できる経験豊富な人。